和歌山県 JAわかやま
消費者に食と農への理解を促進する大学の寄付講義
JAわかやまは毎年、食と農への理解醸成とリカレント教育(生涯教育)による人材育成を目的に、和歌山大学で寄付講義「食と農のこれからを考える」(全15回)を開講しています。学生のほか市民なども対象で、食文化、都市農業、農福連携などがテーマ。各分野の専門家が講師となり、JA職員も登壇します。
2月の令和3年度最終回は、JAわかやま女性会の嶋本節子会長(JA全国女性組織協議会理事)ほか2人の農業関係者が、受講生の質問に答えました。「農業を始めた動機」「今後の展望」といった質問に、嶋本会長は経験談を交えながら、「消費者が喜ぶ農畜産物を生産し続ける信念を貫き、地産地消、国消国産につなげたい」と意欲を語りました。JAは今後も寄付講義を通じ、食と農を考える機会を消費者へ提供していきます。
(宮本貴夫)