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子どもらが土に触れ笑顔になれる農業体験を続けたい

2022年6月号

慣れない子どももすぐに上手に植えられました

 JA香川県小豆統括店・土庄支店は土庄町地産地消推進協議会と連携し、町内の幼稚園児と小学生を対象に農業体験をおこない、収穫された野菜を学校給食へ届ける取り組みを実施しています。
 子どもたちが、ジャガイモやタマネギなどの収穫や、田植え・稲刈り作業などをとおして農業に興味を持ち、農業者と交流することで、地域の魅力を感じ取ってもらうことが目的です。
 土庄町立土庄小学校の3年生は、6月に自分たちの手で田植えをおこない、10月に実った稲を鎌で刈り取ります。水を張った田んぼに初めて入る子どもも多く、泥の感触に大騒ぎ。最初はなかなか作業が進みませんが、30分もすると慣れた手つきでテンポよく苗を植えることができるようになっていきました。
 小豆統括店の山田雅文統括店長は、「土に触れる機会をだいじにしたい。子どもたちの笑顔のために、これからも続けていきたい」と話しています。
(福本智子)