石川県 JAおおぞら

甘~い干しいもを地域の特産品に!

2022年6月号

1930年代に石川県で選抜された『兼六』はコクのある甘みが最大の特徴

 JAおおぞらでは、石川県で育種、選抜されたサツマイモ『兼六』を使って干しいもを作っています。5月中旬に苗を植え、9月に収穫。翌年1月から加工を始め、3月に販売を開始します。イモは保管することでデンプンが糖に変化し、甘みがいちだんと増します。ことに『兼六』は、干すと鮮やかなオレンジ色になり、濃厚な甘さとコクが格別です。
 現在は、直売所や道の駅、スーパーなどで販売していますが、今後は地域の特産品となるよう販路を拡大し、知名度アップに取り組んでいきます。
(亀井元子)