栃木県 JAなすの

SDGsの実践おいしい野菜を子どもたちへ!

2022年6月号

地域や世界の子どもたちに貢献できる活動を続けます

 JAなすの女性会では、SDGsの目標1「貧困をなくそう」と2「飢餓をゼロに」の取り組みとして、管内の子ども食堂とフードバンクに会員が育てた農産物などを寄贈する活動をおこなっています。「コロナ禍でも地域のためにできることを」という思いで始まったこの活動は、令和2年度は1回、3年度は7月から12月まで毎月実施しました。会員らが持ち寄った米やイチゴなどの野菜、手作りみそ、生活用品などを管内の施設「すくすく子育てやぎハウス」「子どもの居場所にじの家」「フードバンク県北」に届けました。
 子どもからは「こんなにおいしいイチゴを食べたのは初めて。家に持ち帰り家族で食べました」との手紙をもらい、会員はやりがいを感じています。このほかJA職員や地域住民にも声をかけて、ペットボトルキャップ回収運動に取り組み、これまで1086キロ(46万6980個)のキャップを回収。ポリオワクチン543本相当分を、世界の子どもたちに寄付できました。
(平山真里子)