徳島県 JA板野郡

米麴から造るみそは部員たちの心をつなぐ

2022年5月号

4日がかりのたいへんな作業ですが力を合わせることで交流が深まります

 JA板野郡の松島若草部会では1月、10人が集まって赤みそ造りを開催。炊いた米に麴菌をつけ、発酵させた米麴から造る伝統の製法を受け継ぎ、4日かけておこなう毎年恒例の行事です。
 仕込んだ赤みそは、それぞれが自宅に持ち帰り、食べごろになるのは夏を過ぎた頃になります。塩分控えめで、やさしい甘みがあると好評の赤みそは、保存方法や発酵環境によって味が変わるので、毎年食べられるようになるまで待つのも楽しみだと、部員たちは口をそろえて話しています。
(堀江美帆)