島根県 JAしまね

先人の知恵を生かし5月の母の日は英気を養う一日に

農作業など日常を忘れてゆっくり過ごせました

 海士町連合婦人会を母体とするJAしまね隠岐どうぜん女性部は、定例総会を5月の母の日と定め、恒例行事の一つとして開催しています。母の日ということで部員が気がねなく、農作業や日常の煩わしさから解放され、ゆっくり過ごし、英気を養うようにと先人が考案し、現在に受け継がれています。
 2021年度は、海士町のコロナまん延防止期間と重なったため、約1か月遅れの父の日に開催。毎年、総会に先立って、女性も行政に関心を持ち、将来の町づくりへのビジョンをいっしょに描こうと、町内の視察研修を実施しています。今回は、海士町菱浦港脇に7月、リニューアルオープンしたホテルEntoを開館直前に訪ね、担当者の説明を受けながら視察しました。
 その後、ホテルで定例総会を開き、昼食は島の旬の素材で作った弁当に舌鼓。これは、海士町にある和食の料理教室「島食の寺子屋」の受講生が調理したものです。楽しく有意義な一日となりました。
(小西八重子)