静岡県 JAハイナン

地域の食材で御前崎を活性化! 児童たちの挑戦

2022年5月号

パッケージには学校公認キャラクター「しろなみさん」をデザイン

 昨年の夏、御前崎市立白羽小学校の6年生(当時)の児童19人が、卒業を前に、地域への恩返しを計画。「食で御前崎を活性化しよう!」をテーマに掲げ、地域のブランド牛「遠州夢咲牛」や地場産野菜を使ったレトルトカレーの商品化を企画しました。
 資金はクラウドファンディングで募集。保護者なども協力し、約2か月で県内外の200人から目標を上回る約72万円の支援が集まりました。JAハイナンではこの取り組みを応援し、使用する地場産の野菜を寄贈。児童たちは野菜の切り方を工夫したり、隠し味にもこだわったりと、3回の試作を経て、昨年11月に1000パックのレトルトカレーを完成させました。
「ジャガイモの代わりに地場産のサツマイモを使用しているのがオリジナルです」と児童たち。1000パックのカレーは、クラウドファンディングの返礼のほか、一部は保護者などに販売され、おいしいと好評でした。
(大村 恵)