安くてよいものを！「かあちゃん市」は今年も元気に営業

　JAいわて花巻女性部矢沢支部の有志の会「注文の多い矢沢かあちゃん市」が3月、花巻市のJA矢沢支店前で今シーズンの営業を開始しました。野菜や花、果実、手作りの漬け物やスイーツなど豊富な品ぞろえで、購入者にはサービス品のプレゼントも実施しました。
　1992年に本格的な活動をスタートした同会は、Aコープやさわ店の産直コーナーなどで販売していましたが、店舗の閉店で一時は販売場所を失いました。しかし、矢沢支店のサポートもあり、現在は支店前に拠点となるプレハブを設置。精力的に活動を継続しています。「わたしたちのこだわりは、安くて良質な品物を提供すること」と言います。よいものは売り切れてしまうからと、開店前から来客の列ができるほど。会長の川村育子さんは「初日からたくさんの人に来ていただいてうれしい。農家の所得増大に少しでも貢献できるようがんばりたい」と意気込んでいます。
（千葉紗也香）