沖縄県 JAおきなわ

生理の貧困などコロナ禍での問題を周知していきたい

これからも地域貢献をめざして活動します

 JAおきなわ南部地区女性部は昨年12月、那覇市内で生理用品と寄付金44万8845円を沖縄県労働者福祉基金協会に寄贈。女性部会長の宮城園子さんらが、同協会の宮國真寿美部長に生理用品と目録を手渡しました。生理用品は、生活支援などをおこなうグッジョブセンターおきなわの総合案内窓口や、貧困世帯を支援する団体などと連携して配布する予定です。
 この取り組みは、南風原支店女性部事務局の上江田京子さんが、コロナ禍による生理の貧困問題を報道で知り、宮城さんに相談。南部地区の支店や女性部に賛同を呼びかけ、資金を募ったことで実現しました。
 受け取った宮國部長は「今回の取り組みに、とても感謝しています。困っている人に届けていきたい」と述べました。宮城さんは「このような活動を通じて、若い世代がSDGsの活動を学ぶきっかけとしてほしい。コロナ禍で困っている人々がいる現状を周知していきたい」と意気込みを語りました。
(玉城慶悟)