福島県 JA福島さくら

地域の親子がしめ縄作りで日本の伝統を学ぶ

2022年4月号

力を合わせて楽しく上手にしめ縄ができました

 JA福島さくらは昨年12月、郡山市の日和田総合支店で親子大学を開催しました。7組の親子18人が参加し、稲わらを使った正月用のしめ縄作りに挑戦しました。
 親子大学では、管内の組合員家族と地域住民の親子が食と農を楽しく学んでいます。今年度はコロナ禍の影響で、今回が初めての開催となりました。
 当日は、同市のしめ縄の作り手・熊田三夫さんたちの指導の下、リース型のしめ縄と神棚に供える大根しめの2種類を作り、子どもたちに日本古来の伝統文化やその意味を学んでもらいました。
 参加していた父親たちは「自分たちで作ったしめ縄を神棚に飾ることができる。とても楽しみ」「子どもと日本の伝統を学べてよかった」などと話し、しめ縄のできばえにも満足そうでした。講座終了後には、昼食用にとJA郡山地区女性部顧問の橋本孝子さんが作ったきなこ餅を持ち帰りました。
(今井裕子)