福岡県 JA福岡大城
先輩がつないできた地域のみその味
JA福岡大城では昨年11月、女性部主催でみそ造り教室を開催しました。このイベントは女性部員や組合員でなくても、だれでも参加できます。昨年からのリピーターも多く、3回に分けて合計35人が参加しました。
教室では、通常のみそ造りの工程を学んだあと、最終工程のみを体験します。それぞれがビニール袋に入ったゆでダイズを潰し、塩止めした麹とよく混ぜ合わせて容器に詰め込みます。詰めたみそは自宅に持ち帰って保管し、約3か月後から食べることができるようになります。参加者たちからは、この仕込んだみそをおいしく仕上げるコツについて多くの質問が寄せられました。
その土地の麹と管内でとれたダイズで造られたみそは、九州特有の甘さが魅力。「おいしくて体にいいものを食べたい!」という気持ちで参加してもらっています。女性部の先輩たちがたいせつにしてきた伝統のみそ造りを、次の世代へとつないでいきます。
(本村直美)