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地場産物を使った生徒考案のメニューを料理教室で調理
JA高知県女性部土佐香美地区香北支部では昨年10月、香美市立大栃中学校2年生6人に地域の農畜産物を使った「料理教室」を開きました。実際に調理することで、地場産物に興味を持ってもらうことや、栄養教諭とJA女性部の連携で、食に関する指導強化を図るのが目的。毎年開催している恒例の行事です。
今回は生徒からの要望で、メニューを一新することになりました。というのも、生徒らは同市物部町に古くからある交易道「塩の道」について学んでおり、その道を歩いた人のみが購入できるお弁当のメニューを考案しているのです。そこで、女性部が今回の出前授業で、そのメニューを取り入れ、実際に調理してみることに。ダイズとサツマイモ、じゃこなどを混ぜこんだ「塩の道ご飯」や「青ゆずの卵焼き」「鶏ささみのゆず和え」「具だくさんみそ汁」といったレシピを、地域でとれたユズや「はちまき大豆」、同支部の手作りみそなどを用いて調理方法を指導しました。
(田中ほのか)