三重県 JA鈴鹿

ニーズに応えた講座で「女性大学」の満足度向上をめざす

2022年2月号

県産ヒノキで作るオリジナルの文字盤が時を刻みます

 JA鈴鹿の「すずか女性大学」では、女子力アップをめざし、料理や家庭菜園、手芸などの講座を年間10回開催しています。今年度で9期めとなる女性大学には、過去最多の61人が入校しました。
 昨年9月、JA本店で催された第5回の講座には23人が参加し、ヒノキを使ったオリジナルの時計作りに挑戦。この講座は、今年度から新たに取り入れたものです。三重県産のヒノキの板をベースにして、壁掛け時計を作ります。おがくず粘土を専用の絵の具で色付けし、木工用接着剤を使って木の板に飾り付けていきます。細やかさが必要な作業なので、受講生はみな作業に集中。2時間ほどで、世界に一つだけのオリジナルの時計が完成しました。「久しぶりに粘土に触れて、楽しめた」と、受講生らは童心に返ったよう。
 JA生活部の坂良徹部長は「今後も受講生のニーズに合った講座を取り入れ、満足度を高めていきたい」と話しています。
(益川江利子)