石川県 JA志賀
能登志賀ころ柿のブランド力向上をめざす
志賀町では、毎年11月から年明けにかけて特産品のころ柿(干し柿)作りが最盛期を迎えます。志賀町のころ柿は、ようかんのように緻密でやわらかい果肉が特徴。なかでもJAの「能登志賀ころ柿」は、平成28年10月に国のGI(地理的表示)保護制度に登録されました。
昨年10月には、町商工会の女性部から依頼を受け、JAの営農部の土田茂樹部長がころ柿の歴史やJAの取り組みについて講演。ころ柿作りは一つ一つ丹念に手もみ作業が必要で、手間と時間がかかります。13人の受講者からは「こんなにたいへんな作業とは知らんかった」などと声が上がり、GIにも関心を寄せてくれました。
JAではこの特産品のさらなるブランド力の向上に努め、プロモーション活動や新規生産者の掘り起こしも考えています。また、管内の「道の駅 ころ柿の里しか」のJA直売所「みちのえき旬菜館」では、ころ柿のペーストを使用したソフトクリームも販売中です。
(泉 美紀子)