千葉県 JA八千代市
稲刈り出前授業で地元小学生が食のたいせつさを学ぶ
JA八千代市では昨年10月、八千代市立大和田南小学校で5年生127人に「稲刈り出前授業」を実施。同授業はJA千葉中央会が取り組む「令和3年度学童農園推進事業」の一環で、JAに講師の依頼があったことから、前年度に続き引き受けました。
当日はJA職員が講師となり、JAの役割や市内の特産物、また食べ物が食卓に届くまでの説明などをおこなったあと、児童が5月に田植えをした校内の田んぼで稲刈りをしました。児童たちは、JA職員が実演する鎌の使い方や稲の束ね方などを見学したあと、安全面に配慮して、鎌の代わりにはさみを使い、一生懸命刈り取っていきました。きっと、米を育てる苦労や収穫する喜びを肌で感じてくれたことでしょう。
JA職員も「子どもたちから、楽しかったという声をたくさん聞くことができた」と喜んでいました。この体験が子どもたちにとって、食と農に興味や関心を持つ機会になればと思っています。
(竹下奈穂子)