佐賀県 JA佐賀市中央
先祖を思い心を込めて恒例のらくがん作り
JA佐賀市中央女性部は、お盆に供えるらくがん作りを実施。これは8月の恒例行事で、今年は9人が参加しました。
らくがん作りに欠かせないのは、食紅の調合です。まず、数色の食紅で作った色水で砂糖に色をつけ、らくがん粉などと混ぜて生地を作ります。食紅のかげんで色が濃くなったり、薄くなったりと思った色にならず、ここが毎年腐心するところ。きれいに仕上がったピンクや緑、黄、紫の色生地と白生地を、キクやナス、ブドウ、トウモロコシ、ハスなどの木型に強く押し込み、型から外すと完成です。
上手に外した瞬間はなんとも言えない感動。「成功してうれしい!」「やっぱり手作りはいいね」と笑顔がこぼれます。色とりどりのらくがんがたくさんできあがり、お供えするのが楽しみです。8月末には女性部学級で「紙ナプキンで作る蓮の花作り」を催しました。お盆には間に合いませんでしたが、来年はらくがんといっしょに飾ります。
(塚原幸江)