愛知県 JA愛知西

サツマイモを生かし青年部が展開する社会貢献活動

日本モンキーセンターへ贈呈しました

 愛知西農協青年部は、地域農業のPRと社会貢献活動の一環として、遊休農地を活用したサツマイモ栽培と、それを「鬼まんじゅう」に加工する「サツマイモ加工プロジェクト」を2011年からおこなっています。鬼まんじゅうとは、角切りのサツマイモがゴロゴロと入っている、東海地方の郷土菓子です。
 以前は、鬼まんじゅうを地域のイベントで販売し、売上金の一部を福祉施設などに寄付していました。しかし、コロナ禍でイベントが相次いで中止に。そこで昨年からは、サツマイモを学校給食の食材として提供したり、生活困窮者を支援する施設に寄付したりする活動を始めました。さらに、虫害を受けたり収穫時に折れたりして一般販売や加工用に向かないものを、犬山市にある日本モンキーセンターに飼料用として贈呈しました。
 今年は、新たに春バレイショの栽培に挑戦するなど、活動の幅を広げて青年部のPRにも力を入れました。
(小塚祐哉)