兵庫県 JAハリマ

普通科の高校生がおいしい米作りに挑戦中!

2021年11月号

よりおいしい米をめざして高校生達は熱心に受講

 管内の県立千種高等学校では、4年前から「総合的な探究の時間」でイネの栽培に取り組んでいます。昨年、初めて出品した第11回「全国農業高校お米甲子園」では、普通科高校でありながら金賞を受賞。今年はさらに上の最高金賞をめざし、地域の農家の協力を得て米作りに励んでいます。
 そこでJAハリマでも、営農指導員が学校に出向き、特別授業を実施。当日は、営農指導員たちが地域農業の現状や水稲栽培のノウハウ、また米の食味値の評価項目について、クイズも交えながら特別授業をおこないました。田植えは、小中高連携一貫教育として宍粟市千種町にある小中学校と合同で実施し、無農薬で収穫まで高校生が栽培管理し、雑草や害虫とも闘いながら、よりおいしい米作りをめざしています。
(小林満子)