岐阜県 JAひだ
飛騨の農業を子どもたちに伝えたい
高山市丹生川町は、自然豊かな地域。北アルプスの乗鞍岳から流れてくるきれいな水と空気が、「飛騨コシヒカリ」や「飛騨ほうれんそう」「飛騨トマト」などの野菜をはじめ、「飛騨牛」や果物、キノコなど「飛騨ブランド」の農畜産物を育んでいます。
これらの農畜産物を次世代につなぐため、JAひだ青年部丹生川地区青年部では部員が講師となり、高山市立丹生川小学校で年3回ほど食農教育活動を実施しています。今回は3年生を対象に、パソコンを使って授業を実施。さっそく児童から「丹生川町ではどれくらいのトマトがとれるの?」との質問があり、「100万ケース、玉にしたら2500万玉を1年間に収穫しています」と答えると、児童たちはびっくりしていました。
丹生川地区部長の渡邉豪さんは「積極的に質問が出るのは、地域の農畜産物に興味を持ってくれているということ。それを食への関心につなげたい」と、これからの活動に期待を寄せています。
(平澤 萌)