東京都 JA東京あおば

品評会の農産物を地域の子ども食堂に寄付

2021年11月号

コロナ禍の新たな試みが地域貢献に繋がりました

 JA東京あおばでは毎年11月に催される農産物品評会で、一般観覧や出品物の販売をしていました。しかし、昨年はコロナ禍の影響で出品物の販売は中止に。
 そこで、行政の協力を得て、出品物の野菜や果物を子ども食堂に寄付し、生活に困っている人に配付することにしたのです。初めての試みで不安もありましたが、無事に届けることができて安堵しました。
 多くの感謝の言葉や、大きなダイコンを持って喜ぶ子どもたちの写真などをいただき、食材を提供したわたしたちも大喜び。生産者の協力により、その後も子ども食堂への農産物の提供を続けることになりました。
 今年の農産物品評会でも、昨年同様、行政と連携して生活に困っている方々に出品物をお届けします。1日も早くこの感染症が収束し、農産物品評会などで地域のみなさまに会えることを心から願っています。
(岡野静香)