ゴールはどこ？ デントコーンの巨大迷路出現

　宮城県涌谷町では7月31日と8月1日の2日間、トウモロコシで作られた巨大迷路イベント「ゴールドデント777WAKUYA」が開催されました。地域のJA青年部員らでつくる涌谷デントコーン迷路実行委員会が、同町の観光産業や地域農業のPRを目的とした取り組みで、県内では初の試みとなります。
　同委員会は「コロナ禍での夏の思い出づくり」をめざして、運営資金をクラウドファンディングで集めながら、4月中旬の種まき以降、公開に向けて準備を進めてきました。
　完成した迷路には、約1haの圃場に飼料用トウモロコシ「デントコーン」約5万本を植え、壁の高さは3m、総延長は1.5kmに及びます。迷路内には町に関するクイズコーナーを設置。町と農業への理解を深めながら進み、ゴールすると地域の特産品などが当たる抽選会に参加できます。2日間で1540人が訪れ、多くの子どもたちが楽しみました。
（末永力也）