鹿児島県 JAさつま日置

子どもたちに地域の野菜を! 給食部会の取り組み

2021年10月号

にぎわいのある交流給食の再開を願っています

 JAさつま日置郡山給食部会は、地域の農産物を子あどもたちに食べてもらいたいと平成20年に結成。現在は専業農家が中心となって活動し、地域の学校給食に食材を提供しています。また、会員相互の圃場視察も実施し、品質や生産性の向上を図るための努力も惜しみません。
 さらに、町内の小学生といっしょに給食を楽しむ「交流給食の日」を設け、具材として提供したニンジンやジャガイモといった農産物の生長過程などを教える食農教育活動も展開しています。
 今年2月には、長年にわたる園芸振興や地産地消の推進にたいし、優秀園芸生産者集団として市から表彰されました。茶圓武志部会長は「10年以上活動してきた功績が認められてうれしい。これを機に部会員を増やし、子どもたちにもっと郡山町のおいしい野菜を届けたい」と話しました。これからも、地産地消や地域農業への理解促進におおいに貢献していきます。
(後藤恵梨亜)