奈良県 JAならけん

園児とJA職員と青壮年部員がいっしょに農業体験

2021年10月号

農業のたいへんさやありがたみがわかるかな?

 JAならけん大淀西部支店では6月、JAが管理する圃場でジャガイモの収穫体験を実施。管内の花吉野えんめい保育園の園児約60人が参加しました。これは、農業体験を通じて食のたいせつさや楽しさを学んでもらおうと毎年開催しているもの。今年はJAならけん青壮年部五條・吉野支部の部員5人も参加しました。
 収穫したジャガイモは、3月に園児とJA職員がいっしょに定植した「男爵」で、コンテナ約5個分にもなりました。これらのジャガイモは今後、給食などで振る舞われる予定です。
 JAの加納弘教支店長が「自分たちで育てたジャガイモをいっぱい食べて、大きく育ってほしい」と呼びかけると、青壮年部支部長の桝本英希さんも「体験を通じて、野菜には多くの人の手が加わっていることを知ってほしいですね」と期待を語ってくれました。同支店では、今後も活動の一環として、児童などを対象にした農業体験に取り組んでいきます。
(植川公喜)