京都府 JA京都にのくに

シトラスリボンでコロナ禍の差別や偏見のない社会を!

2021年10月号

柑橘をイメージする色のリボンで三つの輪を作ります

 JA京都にのくに女性部では、副部長の竹原由海子さんの提案で「シトラスリボン」に取り組んでいます。
 「シトラスリボン」とは、コロナ禍で生じた差別、偏見をなくすための愛媛県発祥のプロジェクト。愛媛特産の柑橘にちなみ、シトラス色のリボンや専用ロゴで、その気持ちを表そうという活動です。気軽に検査を受けることができ、感染者はもとより、医療従事者などが差別されることなく、安心して暮らせる社会づくりをめざしています。
 7月には支部長とグループ長を対象に研修会を開き、シトラスリボンに込められた思いやその作り方を学びました。竹原副部長は「シトラスリボンを身に着けて、『ただいま』『おかえり』を言い合える、ひとの輪を広げていきましょう」と呼びかけました。研修で学んだことは、各支部やグループに持ち帰り、この運動の輪を広げています。参加者は、「シトラスリボンを広めることで、住みやすい地域社会にしていきたい」と話していました。
(福田 悠)