埼玉県 JAほくさい
シトラスリボン運動でコロナ禍での偏見をなくす
JAほくさい女性部は今年度の活動テーマを「シトラスリボン運動」に定め、4月から活動を実施しています。この運動は三つの輪をかたどったシトラス(柑橘系)カラーのリボンを身に着けることで、新型コロナウイルスに感染した人や医療従事者、また、その家族への偏見をなくそうと呼びかけるものです。
まず、支部ごとにリボン作りの講習会を開催することから始め、神社のお守りなどにも使われていることから「願いがかなう」とされている叶結びを学びます。その後、それぞれの部員が個々に作成し、服の胸の部分やバッグに付けたり、家族や知人に配ったりしています。現在は、約400人のJA職員に配付できるようリボン作りに励んでいます。
女性部部長の長谷川タマ子さんは「コロナ禍で料理教室など通常の活動はままなりませんが、今年はこのテーマで地域農業とくらしの架け橋となっていきましょう」と呼びかけています。
(高橋綾子)