広島県 JA庄原

相互扶助の精神でコロナ禍で困窮する学生たちを支援

2021年9月号

学生たちの食料確保をサポートしています

 JA庄原とJA共済連広島は、大学生に食料品を贈る支援活動を実施しました。コロナ禍の影響によるアルバイト収入の減少やオンラインを併用した授業、サークル活動の休止など不安な日々を過ごす学生に、ブランド米と広島菜漬けを提供。協同組合の相互扶助の精神で、次世代を担う学生の食を少しでも支えたいとの思いです。
 支援の対象は、庄原市にある県立広島大学庄原キャンパスと県立農業技術大学校の学生たち。一人一人に、庄原市ブランド米推進協議会の「里山の夢」「東城米」「比婆の神米」のいずれかと、JA特産の「広島菜漬 きざみ」を贈りました。
 県立広島大学庄原キャンパスでは、学生の約8割が一人暮らし。コロナ禍で実家への帰省を見送るケースも多くなっています。受け取った学生たちからは「一人暮らしでいちばん困っているのは食料。JAや農家さんからの支援はとても助かる」と喜びの声が上がっています。
(敷本正毅)