兵庫県 JA兵庫南

40年続くJA青壮年部の学童農園

2021年9月号

かつて学童農園で学んだ盟友もいます

 JA兵庫南青壮年部は5月、稲美町立天満小学校の1年生を対象に、北山営農組合の圃場でサツマイモの植えつけ体験をおこないました。これは、JA青壮年部が取り組む「学童農園」活動の一環で、地域の児童に農業や食のたいせつさを伝える社会貢献活動の一つ。とくに学童農園は今年で40周年を迎え、JA青壮年部が社会貢献活動を展開するきっかけとなった活動です。
 天満小学校での学童農園は、今年で3年め。生活科の授業として実施されています。児童は、JA青壮年部委員長の花房宏俊さんから植え方の説明を聞いたあと、真剣な表情で苗を植えていきます。「いも掘りはしたことあるけど、植えるのは初めて」「わあ、泥だらけやー」と、五月晴れの圃場ににぎやかな声が響きわたりました。
 花房さんは「子どもたちが農業に親しんでいる姿を見ると、自分たちにとってもよい刺激になる。これからも続けていきたい」と、話しています。
(高見香織)