島根県 JAしまね
園児たちと出雲特産「神門梨」の授粉作業
島根県出雲市のJAしまね神門梨部会が、市内の園児たちを対象にナシの授粉作業体験をおこないました。4月上旬の4日間で、8保育園、1幼稚園の園児たちなど合わせて243人が参加しました。
きんろう保育園から参加した5歳児20人は、生産者の手を借りながら、授粉棒を使い、白い花にていねいに花粉を付けていきました。園児たちからは「楽しかった」「ナシができたら保育園で食べたい」などの感想が寄せられました。
部会は、神門地区特産のナシを「神門梨」の名称でブランド化しています。品種は赤ナシが中心で、8月の『幸水』に始まり、『豊水』『二十世紀』『あたご』など、12月ごろまでさまざまな品種を栽培しています。
販売の主力は、オーナー制の契約販売。希望の品種を区画や個数で申し込み、シーズンになると圃場を訪れてみずから収穫する方式です。その場で食べることも、持ち帰ることもでき、とりたてのナシが味わえると人気です。
(児玉祥平)