三重県 JAみえなか

1年間かけた児童への農業体験に手ごたえあり!

児童たちが農業に触れる場づくりを進めます

 JAみえなか女性組織連絡協議会には、おもに地域や学校の畑で子どもたちと野菜の定植・収穫といった活動を展開する「きっする生気活気倶楽部」があります。その伊勢寺支部は昨年度、松阪市立伊勢寺小学校3年生を対象に、1年間かけてダイズの種まきから豆腐作りまでの授業を企画・実施してきました。
 しかし、コロナ禍により豆腐作りの調理実習が難しくなったため、同倶楽部の部員が作業する様子を撮影し、レシピを準備。3月中旬に、代表者らが小学校を訪れて、出前授業をおこないました。児童からは積極的な質問がたくさん出されました。
 1年間サポートしてきた同倶楽部伊勢寺支部支部長の小泉寛美さんは「体験をとおして、子どもたちに農家の仕事のたいへんさが伝わったという実感があります。そういった感想が親にも伝わり、農業やJAにたいしてより関心を持ってもらえたらうれしいですね」と話していました。
(大林茉穂)