高知県 JA高知市

HACCP認証区分第2ステージへさらなる安全管理に努める

高知の食を世界に発信するべく準備中!

 JA高知市女性部鏡支部の部員を中心に構成する「チームかがみ」は2月、特産品の梅を使った加工品がHACCP(食品衛生管理手法)に基づく審査基準をクリアし、高知県食品総合衛生管理の第2ステージに認証されました。
 リーダーを務める鎌倉京子さんは「作業の動線を見直し、経験豊富な先輩方のアドバイスを基に一つ一つの工程をみんなで確認することで、より安全で正しい衛生管理が行き届くようになった」と話します。加工はすべて手作業だからこそ、おおぜいの目でチェックすることができます。魅力ある地域の特産品を次世代につないでいくために、作業工程をマニュアル化するきっかけにもなったのだそうです。
 このほかにも地域で栽培するイタドリがファーストクラスの機内食に選ばれるなど、その加工技術が認められています。今後は国際的な基準に沿った第3ステージをめざして、高知の食文化発信に力を注ぎます。
(恒石 誠)