徳島県 JA名西郡
ふるさとの味を伝えていくこんにゃく作り講習会を実施
JA名西郡女性部は、3月にJAの加工場でこんにゃく作り講習会を開催しました。神山町では、畑でとれたコンニャクイモを使い、こんにゃくを手作りする家庭が多くあります。昔ながらの伝統製法を受け継ぎ、手作りならではの絶妙な食感と風味のこんにゃくが愛されています。この手作りこんにゃくは、町外にもたくさんのファンがいる人気商品です。
今回の講習会には女性部員と職員8人が参加し、ベテラン部員から指導を受けました。コンニャクイモの皮をむき、ゆがいてミキサーでかくはんしたあと、適量の水を入れ、粘りが出るまでひたすら手でこねます。当日使用したイモは10kgで、約300gの板こんにゃくが100枚ほど完成しました。こんにゃく作りは初体験だという部員の民博美さんは、「手でこねる作業はたいへんでしたが、こんなにおいしいこんにゃくができるとは!」と感激していました。作ったこんにゃくは持ち帰り、各家庭で手作りの味を楽しみます。
(大集萌恵)