島根県 JAしまね

小学生がバケツ稲の米で楽しく調理実習

2021年5月号

みんなで協力しておいしいご飯を作りました

 吉賀町立柿木小学校5年生7人が、昨年12月にJAしまね西いわみ地区本部柿木支店の職員4人を招待して、自分たちがバケツ稲で育てた『コシヒカリ』を収穫し、その米で料理を振る舞いました。
 例年、柿木地区の棚田で小学5年生を対象に実施していた米作り体験を、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、バケツ稲作りに変更。児童は6月初旬にバケツに種をまき、苗を育てて、稲刈り、はざ干しをおこないました。脱穀では牛乳パックを使って、籾すりはガラス瓶と木の棒など、最初から最後まで、すべて手作業です。
 当日、児童は3つのグループに分かれて調理しました。炊飯し、卵を使ったおかずやサラダ、みそ汁を作り、JA職員といっしょに食べました。児童は「自分たちで育てて炊いたお米はおいしい」と、笑顔で話していました。最後は、バケツ稲作りでお世話になったみなさんに向けて、合奏で感謝の気持ちを伝えていました。
(横田恭二)