岩手県 JA新いわて

食品衛生管理の実施に向けHACCP研修会を開く

2021年5月号

研修を重ね高度な食品衛生管理をめざします

 JA新いわてでは、1月に玉山支所において公益社団法人日本食品衛生協会から講師を迎え、喫緊のテーマであるHACCP実務研修会を開催しました。
 厚生労働省が平成30年6月に食品衛生法を改正し、原則としてすべての食品の製造・加工・調理・販売等をおこなう者にたいして、1年間の猶予期間を経たのち、令和3年6月から「HACCPに沿った衛生管理」の実施が完全義務化されることになったのです。これを受けての開催となりました。
 研修会には、JAの加工・産直施設職員や施設利用者であるJA女性部員、産直会員、農業改良普及センター職員など、多くの関係者が参加しました。
 講義後の質疑応答では、身近なテーマだけに参加者からさまざまな質問が出て、とても有意義な研修となりました。本格的な実施に向けては、今後もさらに具体的な研修やサポートが必要になります。
(佐藤明美)