鹿児島県 JA北さつま

被災地を応援! 干し柿プロジェクトに南三陸町長が感謝

2021年3月号

町長の来校をみんなで歓迎しました

 昨年10月、東日本大震災で甚大な被害に遭った宮城県南三陸町の佐藤仁町長らが、伊佐市の羽月西小学校を訪れました。毎年干し柿を被災者に贈って励ます「干し柿プロジェクト」に取り組んでいる児童や校区の住民、JA北さつま女性部に感謝の気持ちを伝えました。
 小学校が始めたこのプロジェクトは、被災地の人々を元気づけようと、震災翌年の平成24年にスタート。JA女性部伊佐支部も27年から活動に参加し、収穫や皮むき、つるし作業などを手伝ってきました。
 佐藤町長は「毎年12月になると干し柿が届き、みんな喜んでいました。子どもたちが苦労して作り、届けてくれたことを知って胸が熱くなりました」と感謝の意を伝えました。
 このプロジェクトは、震災から10年がたち復興の見通しが立ったことから活動を終えることに。女性部の帖佐敦子さんは「よい思い出になりました。今後もボランティア活動に携わっていきたいです」と話しました。
(椛山政昭)