鳥取県 JA鳥取いなば
子どもたちが「こおげ花御所柿」を収穫して学ぶ
JA鳥取いなば郡家支店は昨年11月、八頭町立郡家西小学校の2年生61人を対象に、旬を迎えたカキ『花御所』の収穫体験をおこないました。管内で「いなば柿シリーズ」としてリレー出荷されている特産のカキについて、理解を深めてもらうことが目的です。
JAの郡家柿選果場を見学した子どもたちに、花御所柿を育てる会の会長の細田日出男さんが『輝太郎』『西条』などとの収穫時期や食味の違いを紹介。230年以上の栽培の歴史があることや「こおげ花御所柿」という名称で地理的表示(GI)保護制度に登録されたこと、国に認められたおいしいカキであることを教えました。オレンジ色に熟した花御所柿を探しながら、収穫する楽しさを満喫した子どもたちからは、「大きい!」「早く食べたいね」と歓声が上がっていました。
堀英範支店長は「収穫や生産手順を学んだことで、将来、カキ作りをめざす児童が一人でも出てほしい」と期待していました。
(西尾利樹)