茨城県 JA北つくば

女性部員の連携を深めて災害への備えを

2021年2月号

ふだんからの備えがいざというときに役立ちます

 JA北つくば女性部は11〜12月に、管内(筑西・桜川・結城市)8支部の女性部がそれぞれの地区で初めて、災害時に備えた炊き出しの訓練をおこないました。災害が発生したさいに、地域の人たちにスムーズに炊き出しができるようにするのが目的。当日は、塩おにぎりや豚汁などを作り、JA職員に振る舞いました。
 この訓練は、ライフライン(電気・ガス・水道など)が止まっていることを想定して実施。炊き出し用の料理は約100~200人分を用意しました。まきを使ってかまどで米を炊きあげ、豚汁は地場産の野菜を使って調理。また、『家の光』2020年9月号別冊付録「災害食レシピ」を活用して「サバ缶とワカメのゴマ和え」を作り、部員同士で協力して作業を進めました。
 女性部会長の永盛祐子さんは「今回の経験を生かし、非常時にすぐ対応できるよう、女性部員の連携を深めていきます」と振り返りました。
(池上のり子)