大阪府 JA大阪北部

体験をとおして大阪の農業を小学生に伝える

2021年1月号

体験をとおした食農教育を進めています

 JA大阪北部では、管内の小学校を対象に夏野菜や冬野菜の栽培出前授業をおこなっています。これは、野菜を育てる楽しさや難しさをとおして、農業について知ってもらうことが目的です。さらに、収穫後には調理実習も実施して、自分で育てた野菜の命をたいせつにいただく体験もしてもらいます。この活動はJAバンク大阪が作った資材『大阪の農業とわたしたちのくらし』を使った出前授業の一環で、平成28年度から開始して5年め。今年度は管内の小学校6校で実施しています。
 調理実習を終えた児童は「自分が育てた野菜はおいしかった」と感想を述べ、教員も「とてもよい経験になりました」と話してくれました。JAでは今後も管内の小学校と連携し、農家による授業の実施や、大阪の農業についての学習機会を設けるなど、食農教育に注力していきます。
(松浦恵那)