山梨県 JA南アルプス市

子どもたちにしめ縄作りを伝える活動体験発表

2021年1月号

農業や伝統文化を身近に学んでもらいたい

 JA南アルプス市女性部では、12支部387人がウオーキング教室やグラウンドゴルフ大会などをおこない、活動に励んでいます。
 9月にJAで開催された女性部活動についての会議では、三恵支部支部長の河西烈子さんが「子供たちに伝えたい日本文化の伝承を」と題して活動事例を発表しました。これは毎年、南アルプス市立若草小学校の5年生に、しめ縄作りの指導を通じて農業を身近に感じてもらい、伝統文化を伝える活動です。
 子どもたちと縄をなって苦労したことや、祝いなえの意味を教えたこと、また子どもたちが、わらの再利用を知り感動したことなどを発表しました。河西さんは、こうした活動がSDGsの目標「質の高い教育をみんなに」や「住み続けられるまちづくりを」につながっていると話し、会場からは大きな拍手がありました。この発表はその後、JA山梨女性部協議会研修のJA女性部活動事例発表会でも披露され、優秀賞を受賞しました。
(小野真知子)