宮崎県 JAこばやし

昔ながらの茶摘み体験からSDGsを学ぶ

茶摘みから加工まで体験しました

 7月の梅雨の晴れ間、JAこばやし女性部は「昔ながらのお茶の収穫・加工体験から、SDGsを伝えたい」という女性部本部長の松田まり子さんの発案で、親子で参加する茶摘み・釜煎り茶体験教室をおこないました。伝統工芸や文化のたいせつさを知ってもらい、SDGs達成につなげようというのが狙いです。
 体験では、みんなで摘んだ茶葉を保護者が煎り、あつあつの茶葉をもみました。少し冷めたところで子どもたちも参加して、茶葉がカラカラになるまで作業を繰り返しました。昼食では釜茶を飲み、おかずは茶葉の出がらしを使った郷土料理・ガネを食べました。ガネはサツマイモなど季節の野菜を細切りにしてかき揚げにしたものです。デザートは女性部員が粉茶のぼたもちを振る舞いました。
 最後は、出がらしの茶葉と刻んだたくあんを混ぜたご飯でおむすびを作りました。参加者からは「お茶摘みから食事まで楽しかった!またやりたい!」と好評でした。
(向江和江)