千葉県 JA八千代市

小学校で出前授業お米ができるまでを学ぼう!

2020年11月号

お米はこうして検査しているんですよ

 JA八千代市は7月、八千代市立大和田南小学校の5年生152人に「お米が出来るまで」をテーマにした出前授業をおこないました。この授業はJA千葉中央会が取り組んでいる「令和2年度学童農園推進事業」の一環で、JAに講師の依頼があったことがきっかけです。
 当日は営農担当職員が講師となって、「日本の稲作」についてDVDを用いて説明。さらに、実際に米を使い、農産物検査のシミュレーションもおこないました。穀刺で採取された玄米がスクリーンに映し出されると、児童たちは検査員になったつもりで試料を確認。生産者が丹精して作った米がJAに集荷され、数々の検査を経て、ようやく自分たちの食卓や給食に届くことを学びました。
 学校関係者は「農家さんが安全・安心な農作物を作るために、つねに工夫を凝らし、試行錯誤していることを学んでほしかった。JA担当者から詳しい話を聞けてよかった」と話しました。
(竹下奈穂子)