和歌山県 JAわかやま
子どもの笑顔が「やろう会」の活力の源泉!
JAわかやまの食農男性サークル「やろう会」では、子どもたちに収穫の喜びと、とりたての作物のおいしさを味わってもらおうと、平成29年から親子を対象に収穫体験を実施しています。今年は児童養護施設3か所に呼びかけたところ、ぜひ参加したいとの意向を受けました。そこで新型コロナウィルス感染症対策を施したうえで、6月下旬、JA本店近くの組合員の圃場で実施しました。
当日は施設ごとに時間をずらして3回に分けて開催。合計55人(うち児童26人)が参加しました。ジャガイモは収穫しやすいように工夫し、切った面を上にして土に置き、マルチをかけて栽培しました。こうしておけば、地表近くでイモが育ち、マルチをめくれば、すぐに育ったジャガイモを収穫できるのです。
子どもたちは汗をかきながらジャガイモを拾い集め、あっという間にコンテナはいっぱいに。約500kgの収穫があり、各施設に持ち帰ってもらいました。
(上野昭二郎)