奈良県 JAならけん

園児たちが本格的なお米作りに挑戦

2020年10月号

無農薬の土なので安心して作業できます

 JAならけん五條営農経済センターは6月、1店舗1協同活動の一環として、五條市立岡保育所で3~5歳の園児計12人が参加して、恒例の『ヒノヒカリ』の田植えをおこないました。今年は同保育所から「本格的なお米作りを体験したい」との要望があり、田んぼづくりから収穫まで実施することになったのです。
 そこでJA職員が運動場の一角を掘り下げて、水もちをよくするために厚手のビニールシートを敷き、無農薬の土で田んぼをつくりました。園児たちがバケツを使って水を張り、田んぼが完成。田植えは、JA職員の説明やアドバイスにしたがって、園児が1人1苗ずつ植えつけました。今後は週に1回ほどJA職員が訪れ、観察・指導を続ける予定です。
 所長の栗山右子さんは、「本格的な田んぼづくりからお米ができるまでの過程をJAの方々に指導していただけるので、食育活動として学ぶことが多く、感謝しています」と話していました。
(川﨑浩史)