大阪府 JA北河内
甘くておいしい手塩にかけたスモモが最盛期
枚方市東部のなだらかな丘陵地に広がる、通称「スモモ団地」では、6月中旬から7月にかけてスモモの収穫が最盛期を迎えました。
「杉スモモ生産組合」代表の山口守さんは『大石早生』『ソルダム』『サンタローザ』など約100本を1haの畑で栽培。3月下旬から4月初旬までの授粉作業後、高品質の果実に育てあげるため、5月末ごろから摘果を何回も繰り返します。こうして手塩にかけて育てられたスモモは、大阪府が認める「大阪エコ農産物」の認証も受けています。山口さんとメンバーは、赤く色づいた果実をていねいに収穫。かごいっぱいに集められたスモモは、出荷場で選別とパック詰めされ、翌日には出荷されます。
山口さんは「大石早生は例年に比べ、収穫量は少なめだが、できは上々。旬の味を多くの人に味わってほしい」と話します。スモモは出荷場で直売されたほか、JAの直売所「ふれあいセンター」などでも販売されました。
(荒川英幸)