徳島県 JA板野郡
規格外野菜を利用してアイスに加工
JA板野郡では、春ニンジンやレタス、ブロッコリーなどの野菜を出荷しています。なかでも春ニンジンは出荷量が多く、生のままで食べられるほど甘くて柔らかいことで知られています。
現在、JAではフードロス削減に積極的に取り組んでいます。その一環として、出荷できない規格外品の野菜を使った加工品の開発を進めています。その最初の加工品として、子どもからお年寄りまで幅広い世代で人気のあるアイスクリームを作ることに決定しました。
第1回の試作会では、「ニンジンとリンゴ」「ニンジンミルク」「ニンジン豆乳」「ブロッコリーきな粉」「エダマメ」「レタスバナナ」「レタスミント」といった、定番のものから珍しいものまで、全7種類のフレーバーのアイスクリームを作りました。どれもおいしく、好評でした。
今後は加工品開発をさらに進め、野菜のパウダーやペースト作りもおこなう予定です。来年春からの販売をめざしています。
(森本絵美)