京都府 JA京都市

手軽で本格的なキムチ作りに楽しく挑戦

2020年8月号

手数のかかる作業もいっしょならあっという間

 JA京都市女性部では、昨年12月に開催した女性部幹部研修会で、キムチ作りに挑戦しました。講師は、農業塾「京都野菜耕房」の藤田正さんに依頼。実際に韓国に行き、本格的にキムチの仕込み方も研究された方です。
 キムチ作りは、前日から下準備を開始。ハクサイの葉1枚1枚の間に塩をすり込み、全体の形を整えてビニール袋に入れ、6時間ほどおいてハクサイをしっとりとさせます。翌日、ハクサイにイカの塩辛、アミの塩辛、魚醤、ニンニク、トウガラシなどの材料を混ぜると、鮮やかな赤いキムチのできあがりです。会場は、食欲を刺激するおいしそうな香りに包まれました。数日おくと、よりおいしさが増すとのことですが、漬けたてのキムチのおいしさも格別。ぴりりとしたうまみが、炊きたてのご飯の甘さを引き立てます。参加者は「一人ではたいへんやけど、みんなで漬けると楽しんで作れた」「家でも作ってみるわ」と、喜んでいました。
(山田愛子)