岐阜県 JAめぐみの

「春里架け橋プロジェクト」で地域との共生をめざす

あぐりスクールでトウモロコシとサツマイモの収穫を体験!

 JAめぐみの春里支店は、地域の農家や直売所と連携し、「春里架け橋プロジェクト」を昨年度から企画。農業を通じた地域の活性化や交流を促進して、地域を盛り上げています。なかでも、農家とJA職員が講師となって、収穫体験やとりたて野菜を使った調理体験をおこなう「あぐりスクール春里校」が好評。地域に住む親子26人が参加しました。
 今年度はエダマメの栽培に取り組み、地区内の畑や休耕地などを活用した「春里枝豆を育てる会」も発足。農家の高齢化などで栽培面積が減少するなか、育苗や耕作作業を共同でおこない、約14aを栽培し、産地化をめざします。収穫したエダマメは、支店の感謝デーやイベントで地域住民に振る舞い、地場産のよさを知ってもらう機会を設ける予定です。
 春里支店の鈴木淳史支店長は「JAと農家、地域がいっしょになって活動し、食と農のたいせつさを地域住民や若い人たちに伝えていきたい」と話します。
(後藤勇人)