山形県 JAやまがた

女性農業者の技術向上をめざし講習会がスタート

2020年8月号

作業の意味を理解すると自信を持って仕事ができます

 JAやまがた南部営農センター果樹部会は、部会員の女性家族を対象とした「女性向け講習会」を始めました。JA営農企画指導員TACTの土屋弘之副主査が、農作業中の疑問解消や技術向上に役立ててほしいと女性を対象に企画しました。
 第1回は4月に、上山市皆沢の園地で「今年は大事!西洋なし春作業について」と題して開催。女性6人が参加し、県村山総合支庁農業技術普及課の職員から『ラ・フランス』の摘芽、摘蕾、摘花作業のポイントを学びました。
 参加者は「理論から教えてもらったことで、作業の意味も理解できました。これからは自信を持って仕事ができる」と話し、とても充実した表情を見せていました。
 この講習会は、SNSの活用法や『シャインマスカット』の管理、税務についてなど、全4回を予定。すでに10人の女性から申し込みがあり、それぞれが自分の目的に合った講習会に参加できるようになっています。
(河合美千代)