北海道 JAきたみらい
逆境をバネに牛乳の消費拡大!
新型コロナウイルス感染症の影響で、3月に地域のホテルや飲食店が次々に休業。JAきたみらい管内でも「きたみらい牛乳」の消費が落ち込みました。そのため製造に必要な基準量を下回り、製造を一時休止しました。
しかし、「客足が少なくても地元産を使いたい」と温泉施設からの要望を受け、JA役職員や農業関係団体など約400人に購入を呼びかけることに。すると、消費量が250kgを超え、製造再開に必要な量を確保。地産地消を促進する結果となりました。
きたみらい酪農振興協議会会長の中島英樹さんは「地域の優良な牛乳をアピールする方法を協議会やJAが各方面に働きかけて実現したのが、きたみらい牛乳です。地域に根づいてきていただけに、簡単には製造を止められない。わたしたちのようなミニブランドの火を消すことがないよう、消費者の理解を得ながら消費拡大に取り組んでいきます」と話しました。
(菊池光祐)