鹿児島県 JA鹿児島みらい

生産農家が小学校で野菜の魅力を伝える出前授業

2020年6月号

地域の野菜のおいしさを伝えたい!

 JA鹿児島みらい坂之上園芸振興会は、鹿児島市立錦江台小学校で毎年、野菜の出前授業を開催。地域で作られている野菜の魅力とおいしさを、児童に伝えています。
 今回は、4人の生産農家が2年生に野菜の種類や土の中と上で育つ農作物の特徴や、そのおいしい食べ方などをわかりやすく説明しました。新鮮な葉付きニンジンやハクサイ、ブロッコリー、「おでんダイコン」のほか、珍しい紫ヤマイモなどが教材として紹介されました。児童は野菜を手に取り、大きさや重さ、においを確かめていました。「新鮮な野菜は、土のにおいがする。葉付きのニンジンとかブロッコリーを初めて見ました。先生の持ってきた野菜は全部おいしそう」と声を弾ませていました。
 生産農家は、「わたしたちも楽しかった。短い時間でしたが、児童たちが野菜に興味を持ってくれてよかった。地域の野菜をこれからもおいしく食べてもらいたいですね」と笑顔で話しました。
(平山かおり)