兵庫県 JAあわじ島

農業サークルの学生を受け入れ収穫を支援

2020年6月号

若い力で重いハクサイも次々収穫されていきました

 JAあわじ島が100パーセント出資する株式会社アグリアイランドでは、2月に神戸大学の農業サークルに所属する学生5人による収穫作業支援隊を試験的に受け入れ、管内で最盛期を迎えていたハクサイの収穫を体験してもらいました。
 近年、農業労働力の不足が顕著になるなか、管内でもハクサイやタマネギなど重量野菜の収穫は課題になっており、作付け面積の減少が見受けられます。そこでアグリアイランドでは、8年前から農作業支援事業を開始し、労働力を確保しています。今回参加した学生は、「作業はたいへんでしたが、貴重な経験ができました。今後も農家のみなさんの苦労を広く発信していきたい」と振り返っていました。
 アグリアイランドでは、今後の農作業支援の労働力を確保するため、来年以降も継続して学生の受け入れを検討しています。JAではこれからもさまざまな方法で、管内の生産者を支援していきます。
(粂 直樹)